LIMBO

「LIMBO」実績コンプ。

白黒のモノトーン世界を舞台に、ひとりの少年がいろんな障害を乗り越えつつ妹の行方を追うという、2D横スクロールアクション。Twitterでおすすめをされて「ほほう?」とばかりにやってみたのですが、これがとてもよかったです。

このゲームの素晴らしい点はちょうど2億個あるのですが、その中でも特に「すげえ」って思ったのが世界観の表現です。白と黒だけで描かれた陰鬱で味気ないグラフィックに加えて、特にこれといったBGMは流れないっていう、とてもシンプルな構成なのですが、そんな中、木々を揺らす風やさざ波、虫の羽音などの環境音だけが微かに聞こえてくるっていうのが、逆にものすごく想像力をかき立てられていいです。とんでもなく怖いところにやってきてしまった! っていう、一言でいうなら「地獄」感がすごい。


こんなん。

ファミコンとかスーファミ時代のゲームって、表現能力が乏しい代わりに、キャラクターの感情や表情なんかを想像するおもしろさがあったと勝手に思っているんですけど、あれを今の技術をたくさん使いながら体験させてもらっている感じがします。

あと「すげえ」のがもうひとつあったのでいいます。このゲーム、アクションよりも謎解きの要素のほうが強くて、最初はとにかく死にまくるんですけど、ただ無闇に死んでいくんじゃなくて、死ねば死ぬほど「わかって」くるんです。ああ、この木材を運んでいけばいいんだな、とか、この手順でスイッチを押せばいいんだな、とか。少しでも触れるものや、ちょっとした音なんかにもちゃんと意味があって、画面内の情報をきっちり整理すれば確実に解けていけるのがめちゃくちゃ気持ちよかったです。絶妙といわざるをえない難易度。

この説明しすぎず、最小限のヒントだけこっそりと置いておく感じ、「どっかで味わったことがあるな」って考えていたら、「ゼルダの伝説」だということに気づきました。並び称するにはちょっとビッグネームすぎる気もしますが、正直それくらいレベルの高いゲームデザインだと思っています。

4~5時間程度でクリアできる程度のボリュームですし、新しくて歯応えのある名作をさくっとやりたいっていう方には超おすすめです。

LIMBO
Playdead (2010-07-21)
Xbox 360

2011年07月13日 22:49Xbox 360

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